ここ答志島では、正月ならではの行事が目白押しです。

港、港の漁船は大漁旗で賑わい、神社や八幡様に初詣に歩く人の中に
都会へと出て行った懐かしい面々にすれ違い、道端でももりあがりをみせていました。
元旦には、家族の中に還暦祝いを迎えた家々は親戚が集って祝宴を催し、玄関先で伊勢音頭を唄い囃して当人を送り出します。

当人たちは漁協前に集合し、家々に合った変え文句で伊勢音頭を披露し、みたらし神社、八幡様へ詣でます。神社参道にてみかん撒きをします。
まだまだこのあたりの年代層は大人数なのでとても賑わいます。
2日は恒例の地元消防団による出初式。
皆きびきびとした動作で港にてポンプ放水が繰り広げられます。
そして、4日の獅子舞。

縁起担ぎである獅子舞ですが、答志のお獅っさんはことのほかよく食べます。
酒、餅、鰤、銭と。太鼓と笛の音にあわせ勇ましく舞う獅子。
神事の祭りごとにはまずお酒。一升瓶を丸呑みに。

正月の鏡餅。
生まれて初めての正月を迎える男子のお祝いである割り木餅、女子であればあわび餅。
出世魚である鰤。

最後に関係者、見物人が投げ差し入れたお金を組合の代表が獅子の口いっぱいに含め食わせて終焉となります。

家内安全、大漁祈願、港が賑わい活気のある年でありますように!!